こんにちは!ご無沙汰している作業紹介をします。
車種は「NCP13 VITZ RS(初期型ヴィッツ)」作業内容はトランスミッションオーバーホールです。
オーバーホールと一言にしてしますとそれだけなのですが、内容は様々あります。今回はギヤ・シンクロ・ハブ・ハブスリーブ・シフトフォーク・各種スプリング/ベアリング・オイルシールなど必要なところを交換実施しました。 試運転でわかる異常の場合は最初から金額が見えますがオーバーホールは+αは付き物です・・・・・。 今回も走行距離が多いのもあり分解していくうちに不具合が出てきました。
機械式デフ装着のFFミッションの場合は同時にデフの点検もしておくのがいいので、今回もイニシャル測定・清掃・点検を実施しました。ここで場合によってはデフケースが使用限度を超えるほど段付き摩耗をしている場合があります・・。 今回ケースは大丈夫でしたがプレートに1枚損傷があったので交換です。ローパワー車に高イニシャルトルクでは抵抗が増えすぎてしまうのですが、1枚のみの交換をしたのでイニシャルトルクは上がりすぎませんでした。 デフはまた別の機会に詳しく紹介します!
またトランスミッションを外すのに伴ってクラッチも同時交換です。
文章にするとこれだけなのですがミッションを触る場合には様々なパターンがあり、状況によってはオーバーホールと新品交換するのと金額差があまりない場合もあります。
運転手様にあったご提案をしたいと思うのでトランスミッションの込み入ったご相談もお待ちしております♪♪ では次回更新もお楽しみに♪
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