「こばきよのスリム道」 ・・・・・・夢
この間、ある盲導犬のドラマをみた。 よかった・・・・・・その夜・・・・夢をみた。 いまでこそ、日誌で猫、猫と騒いでいるが、まだ小学生 だったころは、実家に犬がいた。 今では考えられないが、当時は、家で味噌や醤油が、 切れたときなんかは、近所で借りるのが普通の時代 だった。特に近所も農家、うちも農家そんないえだった から犬も当たり前のように離し飼いで、そんな家が、 多かった。 ぼくが、生まれて時、すでに犬がいたのだが、幼稚園に 入ったとき、死んでしまい、小学2年のときは、すでに 息子犬だった。名前はちび。よく畑で、追いかけっこして ばあちやんに怒られたのを覚えている。
小学3年のころ清水公園にアスレチックがオープンする とのことで、近所の悪ガキ4人とちびで見に行った。 実家は、公園から5分くらいのところにありぼくたちの 遊び場だった。初めてみた木の広大な遊具に感動して 時間も気にせず遊んでいた。暗くなってふと周りをみると ちびがいなかった。暗くなってもなおさがしたけどいない どうやって家に帰ったか覚えていないけど、その時は、 はずかしい話だが、ちびがいない寂しさより、ちびが、 いなくなって怒られるという気持ちのが大きかったと思う 家でいうと皆で探した。でもいない。親父が、「腹がへっ たら帰ってくるよ」といってその夜は帰った
次の日も帰ってこなかった風呂場だったと思う。考えると 涙がとまらなかった。次の日も・・・・・ 今思うとその間はうちに笑い声がなかったと思う。 何日目だかわすれたのだが、小学校の帰り親父が、 自転車で向かえにきていた。近くにきたからといっていた その時、おやじに、ちびも、自由になりたかったんだよ、 そんなことを言われて、また涙が、とまらなかったのを 覚えている。親父の自転車の後ろにのり、家の門を開けた
そこには、真っ黒になっていたちびがいた。 うれしくって、抱きついた。おやじに、「ほら、いっしよに 体あらってやんべ」泣きながら体洗った・・・・・・・
ほんとに、このあった話の夢を見ました。 ほんと偶然なのですが、その日は、親父の七回忌でした。 きっと天国の親父もそのテレビみて思い出したのかな。
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