ネッツタウン茂原
2016年4月13日 by   TAXI

こんにちは~。曇り空、なんとなく寒い風の茂原
です。
伊豆大島、最終回です。
登り坂を進んでいます。ゆるやかな部分は走り、急な
部分は早足で歩きました。沿道の横断幕が応援団です。
「三原山が待っています。」と書いてあります。
35km。T字路交差点のエイド。「左の坂を登って
最後のお茶屋さんで折り返し、ここを通って下り…。」
お姉さんに教えてもらっている人がいました。
なるほど、ならば先を走る人と会える訳です。一歩づ
つ進み、林を抜けて景色が開けると前から続々とラン
ナーがやって来ます。筋肉ムキムキ田嶋さんも、手を
上げて挨拶。その後には「もうすぐ折り返し。蕎麦が
旨いよ。」と小林さん。あの笑顔です。
ほどなく、折り返しのエイド。小さなお椀に二口程の
お蕎麦。海苔が載っています。「旨~い~!」みんな
笑顔で口にします。そして今度は登った山を下ります
。個人的には下りは「楽」です。適当なコントロール
だけで進んで行きます。スピードも出ています。
『こんな長時間(距離)、このままで持続可能か?』
ちょっと不安になるくらい。40~50分続いたで
しょうか。ボクのゴールは、もうすぐです。
少し先に、あのウエアのランナー。彼は右手で右の太
ももを軽く叩いていました。「痛みますか?」と尋ね
ると、驚いてボクを見ました。小林さんです。二人で
大笑い!58km。両手で握手。ボクはゴール。彼は
残り42kmへ。100km完走と再会を約束しまし
た。写真は名物の椿です。   おわり



2016年4月10日 by   TAXI

こんにちは~。良い天気が続いています。春らしい
気温。出かけたくなります。
伊豆大島のお話の続きです。
ボクらは走りました。1人旅になったマラソン。
海沿いをずっと走っています。すると見覚えのある
ウェアーが少し前に見えます。追いつきました。
名前を呼ぶと少し驚いて、ボクと気づき、そして
笑いました。小林さんです。
彼のお話は、前にしましたね。しかし、その時の彼
のイメージを少し変えていきました。100kmを
完走の作戦を走りながら教えてくれたのです。
まずはスピードです。それはこうです。「今、走っ
ているペースは1km=6分。給水しながら45k
mまで、このまま行く。エイドでの給水は1分。長
くても2分以内。」ちょうど実際にエイドに着きま
した。ボクは、おしるこ2杯(ほんの一口分)彼は
甘酒。すぐに素早く走り出します。ボクも追いかけ
ます。そして彼は言いました。「これが1分」だと
。さすがです!そんな講義も平たん路から、いよい
よ山道へ。かなり急な登坂です。坂の途中のエイド
。ここで小林さんとは、お別れです。ボクは走るの
を止め歩き出しました。彼は小さな歩幅で走り続け
見えなくなりました。これは仕方無い事なのです。
個々に合うペースが存在し、それを守らなければ、
ゴールは来ないのですから。写真は道端に咲いてい
たスミレです。たとえ踏まれても平気でしょう。
つづく。



2016年4月9日 by   TAXI

こんにちは~。毎晩、帰宅するとスポーツニュース
が楽しみです。RIO五輪に出場出来るニューヒーロ
ーが誕生しているからです。
さて、伊豆大島もクライマックスです。
ちょうど夕食の時間になり、4人で食堂へ。そこで
残りの2人も合流。6人が揃いました。そして翌日
の完走を願い乾杯。しかし、もうここから個々のレ
ースは始まっていたのです。エネルギー蓄積のため
食べる!食べる!。そして、あっという間に就寝。
翌朝、4時15分に玄関に集合です。寝るのも競争!
6人ビッシリの布団でイビキ、歯ぎしりのオンパレ
ード。それでも熟睡出来ました。(笑い)
そして、翌朝5時、総勢600人余りのランナーは
スタートしました。ボクら6人は起床からバス、ス
タートもバラバラ。男同士ってこんなものなのです。
走り出したら自分を信じて走るしかないのです。
真っ暗な道、周囲は知らない人ばかり、応援する人
もいません。でもワクワク楽しいです。
10kmほど過ぎて緩い登坂を走っていると「結構
余裕あるじゃないですか。」と後ろから声をかける
人がいました。日暮さんです。そこから次のエイド
まで同じペースで話ながら走れました。日暮さんが
20年以上前、100km走っていた事。子供が生
まれて止めた事。ここ数年でカムバックした事など
など。楽しい時間でした。感謝してます日暮さん。
写真はスタート場所近く、元町港です。利島が見え
ます。つづく。



2016年4月8日 by   TAXI

こんにちは~。昨夜は凄い風でしたね。せっかく
の桜も風にやられたか?と少し心配する気持ちを
よそに、案外、平気な姿を今朝も見せていました。

日誌は伊豆大島です。3人のランナーが居る8畳
の和室に、もう一人やって来ました。日暮さんです。
彼も100km愛好家で全国各地を走っていると
言うのです。中でも佐渡島を2周する大会は、
「お勧め!」だと言うのです。距離は200km。
それを48時間で走れば良いというのです。(一体
頭の中はどうなっているのでしょう)すると、黙っ
ていた小林さんが口を開きました。「ボク昨年出ま
した」(えっ?!)「ほったらかしの極み」だそう。
給水も着替え、食料、お金も全て自分持ち。
余りに厳しい状況に、途中で小林さんは「ギブアッ
プする」と主催者に電話したそうです。それに対す
る答えは「じゃ次のエイドまで来て下さい」と一言。
そこまで距離は30km。小林さんは(財布や荷物
を預けてしまった)2000円ほどの小銭を食料と
水に使い果たしてしまった。目の前は真っ暗!通り
かかった路線バスに無理言って乗せてもらったそう
です。(後で払うから…。と半泣きで頼んだ)
『どこに、お勧めの要素があるのでしょう』
しかし「それが良い!」って日暮、小林の二人が言
うのです。そして今年も参加するそうです。(完全
に理解不能~。)写真は大島から伊豆半島です。
この2人なら海も渡りそうだと思います。つづく。



2016年4月5日 by   TAXI

こんにちは~。曇り空の茂原地区、先ほどまで小雨
が降っていました。日替わりの天気で傘が手放せま
せん。
日誌は今日も伊豆大島です。
一部屋に6人の男で寝る事になったボク。楽しく
小林さんと話しているとノックの音。三人目の住人
の登場です。
屈強な人です。(趣味は筋トレって言いそう。)
田嶋さんです。軽い自己紹介の後、マラソンの話を
始めました。
今回、100kmに参加するそうですが、アスファ
ルトの上を走るロードレースは本望では、ないそう。
本職は山の中や林道を走るトレイルランだそう。
給水所やコンビニ、自販機などは一切無い山道。飲
料水、食料などを全部背負って走る。途中の天候の
変化にも備えてウインドブレーカーなども。
では、そんな過酷なレーサーが100kmにでるの
か。理由は長距離トレイルランレースに参加する為
だそう。そういうレースの募集には、必ず100
kmレースの成績、実績が必要で、無ければ応募も
できないんだって。なるほど~。ボクのような平凡
な人間には想像もつきません。しかしムキムキの肉
体の訳は納得出来ました。スゴイ。
写真は伊豆大島の名所、赤ハゲ。溶岩を突き抜けて
歩道が走っています。強さが田嶋さんをイメージ
しました。  つづく



2016年4月2日 by   TAXI

こんにちは~。4月も二日目。昨日が入社式だった
新入社員の皆様、おめでとうございます。
そして新人の姿を見て新鮮な気持ちになる先輩方へ
「初心をお忘れなく。」
さて伊豆大島3日目です。(写真は牧場で会った牛)
ボクら選手たちは到着後、午後に明朝スタート場所
行く必要がありました。受付の為です。
ついでに、ゴール後に疲れを癒す温泉にも予習の為
入ってから宿に帰りました。夕方になりました。
我が部屋には既に、お一人が着いていました。
小林さん。青森から参加だそう。ボクより年齢は若
い彼ですが、今回100kmに参加。その回数も多
く昨年4回100km走って完走1回だそう。
明るく話して下さいました。
彼のエピソードは更に続きます。たまたま青森から
乗った新幹線。単純に予約して乗っただけでしたが
、停車駅の度に大勢の人々がホームで小旗を振って
います。『何だか変だ』と思って人に聞いてビック
リ。その車両は、その日、開業した北海道新幹線の
函館発、東京行きの一番列車だったそう。
ボディカラーは東北新幹線と同じ(北海道マーク
が付いてます)だったので気が付かなかったそう。
ラッキーな話を上手に喋ってくれて、ゲラゲラ笑い
ました。  つづく



2016年4月1日 by   TAXI

こんにちは~。今日はエイプリルフール。嘘をついて
も許される日です。笑える楽しいウソで楽しむなら
良いですね。
日誌は伊豆大島の2日目です。
このレースはスタートが午前5時。そのため前泊は必
須。それもそのハズ。競技制限時間は100kmの部
は14時間にも及びます。(100kmは後泊も)
そんな過酷な競争の準備に港から宿まで5kmほどの
距離は歩くことにしました。途中、島の人に会うと
「大丈夫ですか?」と声をかけられました。
地図を見ながら歩く姿が心配だったのでしょうか?
優しいです。
そこから少し歩くと牛が放牧されてます。その向こう
には、あっ!滑走路です。道路一本隔てて大島空港
があります。
のんびり感満載です。(写真見て下さい)
その感覚は宿にも。お昼に到着し、チェックイン。
(相部屋の条件承諾で申し込み)念のためホテルで
予約しました。しかしドアをオープンすると8畳の
和室。外出の為にフロントに鍵を返す際、「何人部屋
ですか?」と尋ねると「6人です」との答え。ガーン
(ウソだろ~?)  続く。



2016年3月31日 by   TAXI

こんにちは~。年度末になりました。何かとお忙しい
方も大勢いらっしゃる事と思います。
せめてもの救いはスッキリ晴れた空になった事。
今日一日、頑張りましょう。
先週末にボクは、お休みを頂いてマラソンを走って
来ました。
毎年3月末は佐倉市のフルマラソンを走る事を続けて
いました。しかし今年は更なる成長の為に、少しだけ
長く走る大会を選びました。
それは「伊豆大島ウルトラランニング」です。
距離は58kmと100kmがあり、ボクは58km
に出場しました。
会場である伊豆大島は館山の海岸沿いの道路から見え
る島です。でも行ったことはありません。ボクの周囲
でも同じで、興味をそそりました。
行くためには船か飛行機です。
あんなに近いのに行こうとすると遠い島なのです。
それでも、この時期、館山港からジェット船(水中
翼船のようで時速80kmで走ります。)が運行中で
す。コイツに乗って約1時間で到着。旅はここから始
まりました。
写真は下船して港から歩き始めたらジェット船が出航
して行きました。  続く。



2016年3月23日 by   TAXI

こんにちは~。春のお彼岸も今日で明けました。
温かくなって、日も延びて朝も早くなりました。
そして、ソメイヨシノ開花のニュースも嬉しい知ら
せです。きっと週末は、お花見という人も大勢で
しょうね。
春の訪れと共に冬タイヤから夏タイヤに履き替える
お客様が増えています。夏タイヤを積んでご来店に
なる場合はホイールを固定するネジ(ホイールナ
ット)やキャップなどお忘れ物のございませんよう
に、ご確認をお願い致します。
今日はコブシの花を描いてみました。
似てる花でモクレンというお花もありますね。
クルマで道路から見かける事があります。季節を感じ
ます。



2016年3月11日 by   TAXI

こんにちは~。小雨が降っています。温度も上がらず
寒い朝です。「三寒四温」の言葉通りの陽気。
気温差を衣類で上手に調整してください。
今日は3月11日。東日本大震災から5年です。
東北では、復興もまだまだ道半ば。
「これからも応援したい」そんな気持ちで、この日誌
を書いています。
本格的なお花見より一足先に咲くカワズサクラを描い
てみました。小学校近くの歩道脇に静かに立ってます。
(今朝の雨で散り始めました)
子供の時には、草花に興味は無かったのに今は季節
を感じます。なぜ、そんな事を考えたか、というと
通学路を歩く大勢の小学生達の中で、この桜を見上げ
る子供を見た事ありません。きっと時間がたつと、
わかる事なのでしょう。
それでも季節は進みます。
年をとって感じる心も増えるかも…。